NWOBHMは、1970年代末の英国で、既存ハード・ロックを若いバンドのDIY精神、小規模ライヴ、ファンジン、インディー流通によって再起動したムーヴメントです。系譜は、①英国ハード・ロックの再編、②IRON MAIDEN/SAXONの正統派化、③DIAMOND HEADからスラッシュへの接続、④VENOM周辺の極端化、⑤DEF LEPPARDのメロディックな大衆化、という5本で読むと分かりやすくなります。
PERIOD CONTEXT当時の文脈
起点は資料上おおむね1979年。パンク/ニュー・ウェイヴの台頭でハード・ロックが旧式扱いされた一方、英国各地の新世代バンドが浮上しました。SOUNDS紙のジェフ・バートンが1979年5月のANGEL WITCH、IRON MAIDEN、SAMSON出演公演の評で呼称を用い、『METAL FOR MUTHAS』などが動きを可視化。1980年代前半には世界的なメタル・ブームへ接続します。
LISTEN NEXT次に聴くなら
EVIDENCE根拠メタ情報
- BURRN! 2019年5月号NWOBHM特別読物NWOBHM成立史回想・NWOBHM論日本人ミュージシャン・インタビュー
- BURRN! 2020年10月号・再発レビュー
CONFIDENCE確度
中(medium)
NOTES注意点
整理済みアーカイブ検索では直接項目がヒットせず、雑誌全文の抜粋を中心に構成しました。日本での受容は、MAIDEN/SAXON/METALLICAを入口とする回想と、日本のミュージシャンの再解釈から慎重に述べています。来日史や日本盤年表は未調査です。